京都市左京区で診療。安心で安全な中絶手術・緊急時の避妊のご相談、ピルの処方。お気軽にお問合せください。

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低用量ピル(OC)

低用量ピルの処方について

ピルという言い方は経口避妊薬の通称です。
自費診療の枠組みですが、医師による処方が必要になります。
避妊効果は毎日飲み忘れなく服用することによって確実になり、自分の意思で避妊を選択することができます。

診療時間内にご来院ください。ご予約は不要です。
問診表 ・質問用紙に記入いただき、問診のみで内診はいたしません。
考えられうる合併症とその頻度について必要に応じてお話しします。
(高血圧、子宮筋腫のほか、血栓症のリスクのある場合や年齢、喫煙などの理由で、
処方をお断りすることがあります。)

【費用】 21錠 2,600円(税込)
     28錠 2,800円(税込)

・低用量ピルは保険適用外となります。
・ピルは初診時は1~2ヶ月分お渡ししますが、副作用などが無い事が確認されれば
 6ヶ月~12ヶ月分まで処方します。

低用量ピルの効果

1.避妊効果

偽の妊娠状態(妊娠したようなホルモン環境)をつくり、着床、排卵を抑制します。服薬を続けることで避妊が
可能です。何錠服用すれば避妊ができるというものではありません。

2.生理痛の緩和

生理痛が軽くなる上、月経期間が短縮し月経量が減少します。子宮内膜症の進行抑制や貧血の改善にもつながります。
排卵抑制してホルモン変化をコントロールする為、PMS(月経前症候群)の症状緩和につながります。
また月経の日を自由にコントロールできます。

3.ニキビ、多毛症の改善

ホルモンのバランスが整うので、ニキビ・多毛症に効果があります。特に男性ホルモンの活性を抑制するため、
『大人のニキビ』には非常に効果的です。

4.女性特有の病気への予防

長期投与した結果、卵巣癌、子宮体部癌、直腸癌、リウマチ等の発症予防につながります。

低用量ピルの副作用

一番多い心配は薬による副作用だと思いますが、飲み続けることによる身体的影響(妊娠できなくなる、太る等)はほとんどありません。むしろ毎日の生活を安定させるためには、ピルを服用するメリットの方がはるかに大きいと考えます。

個人差はありますが、服用開始1~2ヶ月は下記のような副作用がでる場合があります。

吐き気、倦怠感、不正出血、頭痛、乳房の張り

※高血圧の人、35歳以上で一日15本以上の喫煙者や乳ガンの疑いのある人などは、ピルを服用できない場合があり、必ず事前に申し出てください。

よくある質問

ピルを飲み始めましたら、いつから避妊できますか?
よくある質問

確実な避妊効果を期待できるのは、服用開始後8日目以降です。
正しく服用していれば、2シート目以降は第1日目から避妊効果があります。

服用法としては、一日一錠服用します。「妊娠していなければいつからでも開始できる」というのが原則です。 実際には、月経中に開始する方が多いです。

ピルを飲むと本当に避妊できますか?
よくある質問
正しく服用すれば、ピルは確実に避妊できます。
低用量ピルは、3つの部位に作用して妊娠を防ぎます。1番目は卵胞を成熟させるホルモンの分泌がおさえられるため、排卵がおこりません。2番目に子宮内膜(子宮の内側)の増殖を抑え、着床しづらくなります。3番目に子宮頚管(子宮の入り口)の粘液を変化させ、精子が子宮へ入りにくくなります。
「ピル」というと特殊なイメージがありますが・・・
よくある質問
先進国になればなるほど、服用率が増加します。例えば、ドイツでは約60%、ヨーロッパ全体では30%、北米では16%の女性が低用量ピルを服用しています。(日本では2%弱です。) また、世界中で最も服用者数の多い薬剤が低用量ピルです。
低用量ピルを飲むと不妊症になりますか?
よくある質問
低用量ピルは不妊症の原因にはなりません。
妊娠したくなった場合には、服用を中止すれば排卵は再開します。ピルを中止した直後の妊娠でも胎児に影響はありません。